絵心のない私が急に日本画の世界に飛び込むことに。

定年退職後の趣味を新たに作ろうと思い、色々検討した結果、日本画に興味を持ちました。
それまで絵画と言えば洋画主体で余り日本画に特化して興味をそそられたことがありませんでしたが、東日本大震災を契機に、
美術館巡りを行い、ざわつく心を癒そうと努めたところ、日本画に強く惹かれるようになりました。

日本の良さ、日本本来の絵画の奥行の深さを知るにつれて、自分でも日本画を描いてみたいと強く思うようになりました。
絵を描くことは小学校高学年の時に学内絵画コンクールで入選したのを最後に全く見向きもしていませんでしたが、
絵画を見て心が落ち着く心地良さが何とも言えず、スーッと受け入れられました。

絵心が全くありませんでしたし、会社勤めのサラリーマンでしたから、どうやって習おうかと色々探したところ、
都内の某百貨店のカルチャーサロンで日本画教室を開講していることを知りました。
まず下見に教室を覗きに出かけたら、偶々教室を開講中でして、先生が時間を割いて話を聞いて下さり、講座名は日本画ですが、
デッサンだけでも良いですし、水彩でも良いですから、好きな絵を自由に書いてくださって結構ですと優しくご説明頂き、即日入会手続きを行いました。
以来、9月間、この先生の教室に通いましたが、生徒は皆さん私よりも年配のお金持ちのご婦人方で、男性は先生と私だけでした。

慣れるまでちょっと恥ずかしかったですが、皆さん素晴らしい作品を先生と一緒に作られているのを見て、自分も掻きたいという気持ちにあんりました。
結局、引越を契機にこの教室とは縁が切れてしまい、その後は絵筆を置いたままですが、また描いてみたいなあという気持ちが出てきたら、再開するつもりです。
9ヶ月間で私が完成した作品はわずかに2作のみですが、大事に手元に保管しています。